六華窯雪月花~News
六華窯の 「今」 をお伝えしていきます。
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六華窯雪月花~News No.81
2018.12.18 別冊 「炎芸術 天目手のひらの宇宙」(阿部出版)に茶碗2点が掲載されました。
大学卒業時に恩師から、「陶芸の道を進むなら、君に一つ宿題を出そう」と言われ、植物の花粉粒にある脂質ラメラ体の望遠鏡写真を見せてもらいました。油滴の美しい結晶で、その紋様を陶器に映しだすことでした。以来、結晶釉を研究してきましたが、国宝の窯変天目との出会いがあり、写真で見たミクロの世界と重なり、椀内の小宇宙が人々を魅了し、存在感を醸し出す釉薬とはどうしたら作れるのかという疑問から天目に引きこまれていきました。
最初は窯変の紋様をさいげんするという思いが強く、試行錯誤しましたが、焼成段階での窯内の雰囲気、胎土などの条件により、思わぬ発色と紋様が出ることが分かり、独自の天目を創ろうという気持ちに変わりました。 焼成時に軸の成分に変化が現れる一度掛けの窯変紋様とは性質を異にしますが、二度の施釉による施文や灰釉ベースでの添加金属の調整や、徐冷時の酸化と還元の微妙な組み合わせにより、褐色金彩や白色班紋など新しい文様が生まれ、窯名にちなんで「六華天目釉」と名付けけました。 これからも未知なる可能性を求めて、恩師の約束に応えられるような独自の天目結晶紋を創りたいと思います。
岩井純 六華窯
六華窯 公式ホームページ
六華窯雪月花~News No.61
日本橋高島屋での秋の食器展に先立ち、ニュー・サイエンス社から「四季の味」2017年No.90 Autumn 秋号が9月7日に発売されました。
旬の特集として、夜長を愛しむ「小皿」「中鉢」料理が紹介されております。
特に特集は仙台宮城 杜の都〝秋のご馳走〟と〝仙台牛〟となっており、六華窯の岩井純の器や和食・フランス料理店・仙台牛の店が多数紹介されています。
「四季の味」2017年No.90 Autumn 秋号をご案内します。
■ ニュー・サイエンス社
■ 料理雑誌「四季の味」 (Amazon)
織部釉輪花鉢焼き締め鯖・イクラおろし・みじん柚子(東京・麻布十番 割烹喜作) 六華窯 公式ホームページ
六華窯雪月花~News No.59
「炎芸術」 No.131号
現代の天目 手のひらにひろがる宇宙 (阿部出版)
8月2日発売。14名の天目茶碗が掲載されています。ご覧頂ければ幸いです。
大学卒業時に恩師から「陶芸の道を進むなら、君に一つ宿題を出そう」と言われ、植物の花粉粒にある脂質ラメラ体の顕微鏡写真を見せてもらいました。油滴の美しい結晶で、その文様を陶器に映し出すことでした。以来、結晶釉を研究してきましたが、国宝の窯変天目との出会いがあり、写真で見たミクロの世界と重なり、碗内の小宇宙が人々を魅了し、存在感を醸し出す釉薬とはどうしたら作れるのかという疑問から天目に引きこまれて行きました。
最初は曜変の文様を再現するという思いが強く、試行錯誤しましたが、焼成段階での窯内の雰囲気、胎土などの条件により、思わぬ発色と文様がでることが分かり、独自の天目を作ろうという気持ちに変わりました。焼成時に釉の成分に変化が現れる一度掛けの窯変文様とは性質を異にしますが、二度の施釉による施紋の灰釉ベースでの添加金属の調整、徐冷時の酸化と還元の微妙な組み合わせにより、褐色金彩や白色斑紋など新しい文様が現れ、窯名にちなんで<六華天目釉>と名付けました。これからも未知なる可能性を求めて、恩師との約束に応えられるような独自の天目結晶紋を創りたいと思います。 六華窯 公式ホームページ
六華窯雪月花~News No.28
--- THE JAPANESE TEA CEREMONY ---
AMA(Art Media Agency) #201・7 May 2015 (P21~22) に紹介されましたのでご案内申し上げます。
■ 全文詳細はこちらをクリックしてください。
掲載写真
P21--六華天目釉皿 < ANTINOO >
甘鯛の炭火焼き~日本料理おかざき 仙台
P22--右上 法相宗大本山薬師寺管主 山田法胤氏と
(2015.4.24 仙台市博物館にて)
左下 第3回(2015)陶美展入選作品 六華窯天目釉組鉢
■ 東日本大震災復興祈念 特別展 国宝 吉祥天女が舞い降りた!-奈良 薬師寺 未来への祈り- 仙台市博物館
■ Google 翻訳 六華窯 公式ホームページ
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