六華窯雪月花~News
六華窯の 「今」 をお伝えしていきます。
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六華窯雪月花~News No.104
春の蔵王連山 と 亡き父の「切り絵~樹氷」に心を寄せて。
皆様、COVID19に負けず、お元気でお過ごし下さい。
蔵王の残雪に、久し振りに癒されています。
世界中に「雪解け」がきます様に祈っています。
切り絵 岩井昂 公式ホームページ 「樹氷」
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http://g-kaze.net/akira_iwai/
*GALLERY 山岳*
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http://g-kaze.net/akira_iwai/
六華窯雪月花~News No.52
HP 【岩井 昻 切り絵集】 完成しましたのでご覧ください。
~山好きな父のこよなく愛した、宮城蔵王・峩々温泉から~
http://g-kaze.net/akira_iwai/
生命を形に托す君の仕事は
それ自身ひとつの永遠を生きるだろう。
それはいい。
しかし君の存在の夏の虹、
生活そのものである傑作を幾人の者が記憶するか・・・・・・
私の好きな、高村光太郎との山旅をうたったこの一節を「形」を「研究と教育」として読みかえればそのままに思い起こさせる、
但し、「君」ではなく私にとっては山とスキーの“先生”だった岩井昻さん。山スキーの習いたての頃、旧二高・東北大山の会の大ボスに、五色の雪中にサシで連れて行ってもらうという贅沢をしたのは、もう43年まえのことになる。いまは、無理を言って頂戴した「峨々への道」の切り絵に、ふるさとの山々を連想している。
切り絵の作風どおり、おおらかで伸びやかな、それでいてディテールまで神経のゆきとどいた父君の生き方に接することのできた私にとって、岩井 純さんのお仕事は、父君ゆずりのそういった雰囲気を土の造形に結晶させたものと思える。
こうして私は、六華窯の押しかけ・自称弟子となり、二代の“先生”の教えをうける幸運を浴しているのである。
平成5年11月
東京大学教授 憲法学者 樋口 陽一
夕餉終へ 父の膝にて 晩酌の
香を嗅ぎし日よ 遙かに遠し (朝倉節子)
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