六華窯雪月花～News No.67

天目釉花入　お茶室デビュー

　六華窯天目釉花入を、斎藤宗紀先生のお茶室で初使いしていただきました。
花は侘助そして照葉は隋菜。

　冷泉家に伝えられた「三筆」のお軸は、俊成、西行、定家の直筆を三枚貼り合わせたものです。
その中の定家の色紙は、後鳥羽院の御製を定家が書き遺したもの。
勅題は「池上松風」

このような静かな佇まいの中に、天目釉花入を使っていただきました。

松風にうちいつる
なみのおとはして
こほらぬいけの
月にこほれる

　

　六華窯雪月花～News をご購読の皆さま、今年一年間のお付き合いをいただき誠にありがとうございました。
早いもので年の瀬を迎え、何かと気ぜわしい毎日ですが、どうぞ風邪など召されぬようお気をつけられますよう、そしてよい年をお迎えください。



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